No.

学部系統 

大  学 

講師名 

15

工学

東北大学大学院

琵琶 哲志

講義題

音を使ったエンジン、音を使ったクーラー

 ワットによる蒸気機関の発明がきっかけとなって産業革命が生まれ,人類の生活は大きく変化しました。それ以来,エンジンの性能を向上させることは現在でも工学の重要課題です。エンジンの発展の基本的な方向性は,最先端の科学•工学の成果をつぎ込んで,より複雑な機構を組み込むことでした。しかし,最近になってピストンを音波に置き換えることが可能なことが分かりました。音波エンジンは軽くて簡単な装置ですが,可動部品を必要としない新しいエネルギー変換デバイスとして,また既存の熱機関とは異なる方向性をもつエンジンとして注目されています。私たちの研究成果の一部を紹介します。

No.

学部系統 

大  学 

講師名 

16

工学

東北大学大学院

杉田 典大

講義題

医療における工学の役割

 日本では人口の高齢化が進んでおり、医療、介護などの現場では、少しずつこの影響が出始めています。これらの問題を解決するためには、いろいろな方面から様々な知恵を出し合う必要がありますが、ロボットや情報通信を駆使して医療の現場をサポートする方法を考えることもその1つといえます。機械やコンピュータなどを駆使して医療に役立つ技術を研究する分野は「医工学」と呼ばれ、世界中の大学や研究機関においてさまざまな研究が行われています。講義では、実際に東北大学で行われている「医療のためのバーチャルリアリティシステム」の研究を紹介するとともに、工学部での研究について広く説明します。後半は、実際の大学生活に関する話に加えて、卒業後、社会に出たときに何が必要になるのかについてアドバイスをしたいと思います。

No.

学部系統 

大  学 

講師名 

17

薬学

岩手医科大学

那谷 耕司

講義題

薬学部で学ぶこと〜病気の診断と治療〜

 前半は6年制薬学部のカリキュラムなど,6年間で学ぶことと,卒業後の進路などについてお話します。
後半は,私が岩手医科大学薬学部の「医療薬学」の時間に講義している内容の一部を,高校生向けにわかりやすいようにお話します。

No.

学部系統 

大  学 

講師名 

18

医学

秋田大学

高階 淳子

講義題

創傷治癒過程とスキンケア

 長期間の寝たきりによる床ずれ(褥創)や、手術や外傷などの傷が人体の自然治癒力によってどのように治癒していくのか、また、その自然治癒力を促す看護について解説する。さらに、医療現場で実際に使用されている絆創膏(創傷被覆材)を適切に貼付、剥離して体験する。

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